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呼吸がもっと深まる!【パッカーン肋骨解消】胸まわりをゆるめる簡単ストレッチ(引用記事)


緊張やストレスがあるときなど、ふと気が付くと呼吸が浅くなっていることはありませんか?
実は日頃から深い呼吸ができている人は少ないのです。
その原因の一つは「開きっぱなしになった肋骨」かも。
今回は肋骨周辺をゆるめて呼吸を深めるストレッチをご紹介します。

【肋骨が開いていると呼吸が浅くなる⁉】


肋骨は左右12本ずつ合計24本ある、胸部や内臓をぐるっと囲んでいて内臓を保護する役割のある骨です。
一般的にあばら骨とも呼ばれています。
肋骨は、腕を上げる時や身体をねじる時など様々な身体の動きに関与しています。
その為、肋骨周辺が硬くなると身体が動かしづらくなったり、肩こりや腰痛につながったり、不調の原因になると考えられています。

●なぜ呼吸と関連するのか


呼吸は、肺のほかにも、肋骨まわりにある肋間筋やその奥の横隔膜を使って1日に2万回以上も行われています。
息を吸うと肋骨の下にある横隔膜が働くと同時に、左右の肋骨の間が広がり肺に空気を取り込み、逆に息を吐くと左右の肋骨の間が狭くなります。

  • ・長時間同じ姿勢でいることが多い
  • ・猫背や反り腰である
  • ・ストレスが多く緊張感が取れない
  • ・口呼吸になりやすい

上記のようなことが習慣になっていると、肋骨周辺の筋肉が凝り固まって柔軟性が低下し、
横隔膜の働きも十分ではなくなり、次第に呼吸が浅くなってしまうのです。

浅い呼吸は代謝低下を招き、全身の血流が悪くなり、冷えやむくみ、肩こりや不眠などの不調を招く要因に…。
不調に悩まされないためにも、肋骨周辺をほぐして深い呼吸ができる身体に整えましょう。

【ガチガチな肋骨周辺をリセットする簡単ストレッチ】


パッカーンと開いた肋骨を閉じられるように、前後左右からアプローチするストレッチ方法をご紹介します。

●背中を丸めるストレッチ

1.あぐらで座り、胸の前で両手を組む。両腕を床と平行に保つ
2.息を吸って背筋を伸ばし、吐きながらおへそを覗き込むように背中を丸める
3.下腹部を引き込むように、背中を丸めた状態で5呼吸ほどキープ
4.息を吸いながらもとに戻る。1~4を3セットほど行いましょう

ポイント:肩に力が入りすぎないように意識しましょう。
肩甲骨を左右に開き、背中側を膨らませるような意識で呼吸します。
肋骨が開きやすい人は特にみぞおちとおへその下あたりを引き込みましょう。

●背中と胸郭のストレッチ

1.あぐらから右脚を斜め前へ伸ばし、左足のかかとは身体の中心に置く

2.右手を左膝の上に乗せ、息を吸いながら左手を上げ、吐きながら上体を右に倒す
3.右手で膝を押し、左の指先は遠くに伸ばすような意識で5呼吸ほどキープ

ポイント:左肩が上がりすぎないように注意しましょう。
伸びている体側、とくに肋骨一本一本の間に呼吸を通すようなイメージでキープします。

4.両手は脚を挟むように床に下ろし、息を吐きながら前屈する
5.5呼吸ほどキープし、反対側も同様におこなう

ポイント:両手は肩の力を抜きやすいとところに置き、背中側を膨らませるように呼吸しましょう。
前屈は深くするよりも、腰のあたりにしっかり伸びを感じるところまでで十分です。

まとめ


肋骨をしっかり動かせるようになると、呼吸が深まって不調の軽減につながります。
それだけでなく、肋骨が閉じるとウエスト周りもキュッと引き締まり、くびれやスタイルアップも期待できるでしょう。
一日3分でもいいので、肋骨ストレッチを習慣にしてみてくださいね。


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今回はヨガインストラクター早田凪沙さんの記事を引用させていただきました。
元記事はこちら→呼吸がもっと深まる!【パッカーン肋骨解消】胸まわりをゆるめる簡単ストレッチ | ヨガジャーナルオンライン (yogajournal.jp)

早田凪沙さんプロフィール

神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。