高いところのものを取ろうとした時や、髪の毛を結おうとした時など、
日常の中でふと「腕が上がりづらい」と感じたことはありませんか?
その動きづらさを放置すると、四十肩・五十肩につながることも。
日々のメンテナンスに簡単な筋膜リリースを取り入れてみて!
【腕、ちゃんと上がる?チェックから始めよう!】
日常の中ではさほど多くない「腕を上げる」という動きですが、
ふとした時に上がりづらさを感じることはありませんか?
・Tシャツやパジャマを脱ぐときに腕を上げて脱げなくなった
・肩を回そうとしたら肘が肩のラインより上に上がらなかった
・ヨガのダウンドッグのポーズで、腕が耳の横の位置にもっていくのがつらい
日常で不便を感じたことがないという方も、
まずは今の肩の状態をチェックするため、腕を上げてみましょう!
(立っても座ってもOK)
腕を上げたとき、耳の横まで上げられたらGOOD!
以前は上がっていたはずなのに…耳より前になっている…
中指が真上を指せないと感じた場合は、肩回りが硬くなっているサインです。
放置しておくと、四十肩・五十肩の予備軍になるかもしれません。
【腕を上げる時に引っ張られる筋肉とは】
腕を上げる時に使われる主な筋肉は、三角筋と呼ばれる肩の筋肉ですが、
今回アプローチするのは三角筋ではなく
脇の下にある前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉です。
なぜ前鋸筋にアプローチするのか?というと・・・。
腕を上げる時に、脇の下のあたりの洋服を引っ張ると腕があげづらくなりますよね。
この洋服が前鋸筋のイメージです。
脇の下のあたりがほぐれていると、腕が上げやすくなるのです。
【早速やってみよう!前鋸筋ほぐし】
まずは何もしていない状態で両腕を上げて、ビフォーの状態をチェック。
腕がどこまで上がるかチェックしてみましょう。
その上で次の順で脇をほぐしてみてください。
1.右肘を曲げて、右手の平を頭の上、または後頭部に軽く添える
2.左手で脇の下、手が届く背中の方、脇腹~ウエストのくびれのあたりまで、
やや強い力で広くさする。指を立てて強く押しながらさするとさらにGOOD!
3.30~60秒行ったら、右肘を天井方向に持ち上げ左手で肘を抑え、
体を左に倒して体側のストレッチ(5呼吸程度)
終わったら一度脱力し、再度両腕を上げてみましょう。
ほぐした方の右腕が上げやすくなっていたら、しっかりとほぐれている証拠です。
とはいえ、日常の姿勢の悪さなどで前鋸筋はすぐに硬くなってしまいます。
日常的に体側のストレッチをしたり肩を回したり、
動かしていくことで「硬くなる・こる」という状態を回避していきましょう。
神戸針灸接骨治療院ではこのような健康になるためのお話なども投稿しています。
また、一人一人のお悩みや原因に合わせた治療を行なっています。
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今回はヨガインストラクターの伊藤香奈さんの記事より引用させていただきました
元記事はこちら→【四十肩対策に】腕を耳の横まで上げるのが辛くなってきた人に!肋骨をさすってほぐすだけ前鋸筋ほぐし | ヨガジャーナルオンライン (yogajournal.jp)伊藤香奈さんプロフィール
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。